芒種

芒種

蟷螂や五分の魂是見よと

小林一茶

 

芒種(ぼうしゅ)は、6月6日頃、および夏至までの期間を指します。

芒(のぎ)は、イネ科の植物に特有の細い毛のような部分を指します。つまり、芒種は穀物などの種、それらを表しています。

いつ梅雨入りをしてもおかしくはない気候となっています。現在は各地の気象台および気象庁が「梅雨入り宣言」を出していますが、かつては立春から127日目を「入梅」と呼び、農作物にとっての恵みをもたらすとされていました。 

梅の実が熟す時期の長雨だからと「梅雨」という字になったと言われています。青い梅の実が黄色みを帯びて、紫陽花が彩りをみせる季節です。

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